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幼い頃から虚弱だった私も、20年前にヨガと出会って随分と元気になった。時には夜遊びだってできてしまう。でも生まれ持った体質は、根本からかえることは非常に難しい。

アーユルヴェーダで言うと生まれながらにもつ体質を「プラクリティ」と言うけれど、「水と土」の元素でできている「カパ」体質の人の体力に、「空と風」の体質である「ヴァータ」が勝てる訳がないのです。

肉体は「水と土」の元素から作られていると考えられているので、この元素で形作られた「カパ」の人は大地のような安定感と強靭な肉体を持っている。

反対に「空と風」の元素でできている私は、目に目えないもの、精神に司られて生きている。あまりにこの精神が際立つと、肉体までもが酷されてしまう。

小さい時から体力がなく、身体に力がないのは、生まれつき脾胃が弱くて食物の吸収が悪いから。
案外大食いだけれども、ほとんど吸収してくれないから、良い血液が作られない。

そう、私の虚弱の原因は、今流行りの「貧血」なのでした。

漢方では「血が薄い」と表現し、いわゆる貧血とは、全くのイコールではない。
簡単に説明するなら、甘くて美味しいトマトは真っ赤に熟れているけれど、日当たりの悪いところで育ったトマトは緑色で、苦く薄い果汁。私の血は緑のトマトと同じで薄いのです。。。

通常の健康診断で測定する「ヘモグロビン」はかろうじて10は超えているけれど、貯蔵鉄の「フェリチン」を測ると、あら、大変! 1桁が出てしまう。

日本人女性の90%がこの貯蔵鉄不足と言われていて、最近では、不妊や流産、鬱の原因もこの貯蔵鉄不足が原因と言われている。

不安が強く、内向的、くよくよして生きる希望があまりない、そう言う人は貯蔵鉄不足のことが多いらしい。でも、物心ついた時から不足しているので、鉄不足からくるこういった内的症状も、何十年と付き合っている内に、すっかりそれが自分の性格だと錯覚してしまうらしい。

フェリチンの数値が80を越えると、皆んな性格が変わるらしい。
鉄は神経伝達物質。多すぎても困るけど、少ないと実は色々は不都合が身体の中で起こっている。

鉄、大切です!