otoso
新年明けましておめでとうございます。
1年の始まりもスパイスから!自家製お屠蘇で健康祈願をしてみてはいかがでしょうか?

お屠蘇は屠蘇散といい、中国三国時代の華陀という名医が十数種類の薬草を調合し、酒に浸して飲んだのが始まりと言われています。一般的なもので「紅花・防風・蒼朮・陳皮・桔梗・丁字・山椒・甘草・桂皮・茴香」などが配合されていますが、その薬草のほとんどはお馴染みのスパイス!

陳皮、丁字(クローブ)、山椒、桂皮(シナモン)、茴香(フェンネル)、の中から3種類くらいをセレクトすれば、美味しい自家製お屠蘇が簡単にできあがります。

生きとし生けるもの全ての命に感謝し、家族の健康を祈って、自家製お屠蘇で新年を過ごしましょう!

[オススメRecipe] 日本酒180mlに対して
山椒:小匙0.25
陳皮:小匙0.25
桂皮:小匙0.25

[作り方]
スパイスをお茶パックなどにいれ、日本酒に一晩浸します

[スパイスのポイントと薬理効果]
お屠蘇に使われているスパイスは、大きく分けると3つの役割を持っています。
3つの香味が重なって美味しいお屠蘇が出来上がります!

「山椒、陳皮」は柑橘系の香りを!
「桂皮、丁字」は味にコクと甘みを!
「茴香」は爽やかな甘味を!

配合するときは、柑橘系の陳皮と山椒をベースに桂皮か丁字、茴香をブレンドするとバランスの良い香味になります。