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無農薬の温州みかんが比較的お手頃価格で手にはいるこの時期は、少し奮発して無農薬のおみかんを買ってみてはいかがですか? 果実を食べた後、皮を捨てずに天日干しすれば、栄養効果満点のスパイス:陳皮が簡単につくれます。

買ったおみかんは全て、まず最初に50℃のお湯で洗ってしまいましょう。
お湯で果物やお野菜を洗うという技は、表面や皮の汚れやワックスを落とすという為だけでなく、鮮度が保たれる効果があるということで、近年ブームになっていますよね。

陳皮やレモンピール、ユズフレークなど、果物の皮をスパイスにする際も、私は必ず50℃のお湯で表面をきれいにするようにしています。

洗い終わったら、後は好きな時に食べて皮を干すだけです!「皮は絶対に捨てないでねー!」と家族に伝えておくのもお忘れなく!

写真は2日間、天日干しにした温州みかんの皮です。 あと2-3日しっかりと乾燥させる予定です。

天日干しが終わり、栄養たっぷりの陳皮に生まれ変わったおみかんの皮は、手頃なサイズに切り分け、重ねてアルミホイルでくるみ冷蔵保存します。 おみかん1つ分くらいの皮だけをミルで挽き、スパイスボトルに詰めましょう。
1ヶ月くらいで使い切れる分量をこまめに挽くのがお薦めです。
その方が、香りも、綺麗なオレンジ色も、たっぷり楽しむことができるんです。